マニアック横丁

ゆるーく日記とかいろいろ。書いたり書かなかったり。腐とかヲタとか注意。何かあればTwitterへお願いします。

明治にトマトはどうだろう

本日ファーストデーのため会社帰りにるろうに剣心を観てまいりました。

以下ネタばれなので未見の方はご注意ください。ムダに長いです。

 

 原作と比較しないで別の作品として観れば面白いだろうと前作の経験を踏まえた上での鑑賞でしたが、…いや面白かったですよ?突っ込みどころも豊富でしたけど。

タイトルにもしちまいましたが、明治初期にトマトまるかじりする左之助はどうだろう。なんとなくもやっとしたので調べてたらカゴメ公式に行き着きまして。

明治32年以降に西洋野菜の栽培と販売を始めて、しかもトマトは割と見た目で敬遠されてたからソースにして売ったとあります。おい待て。

よしこれは左之が明治政府をキライなあまり見るもおぞましいものを目の前で食ってみせるパフォーマンスなんだと判断しよう。そうしよう。それにしたって明治11年に一介の町道場でそんなもの入手できるかどうかはn(ry

キャラクターについてはもうね、いろいろ言いたいことありすぎてどうすればいいですかねまずはやはり志々雄さんですかね!

大ボスなんですよアップ多いんですよいくらメイクが大変だとはいえその包帯の質感はどうにかならなかったんですかなんで肉襦袢ぽいんですかわらわら出てきた囮たちの方がまだそれっぽいとか勘弁してくださいあと藤原さん目ぇかっ開きすぎですよあの人結構普通の表情多いんですよ割としれっとしてるんですよ熱過ぎです抑えてくださいそれと合理主義なはずなのになんでわざわざ薫ちゃん浚わせてるんですか人質なら最後まで大事にしましょうよ何海に突き落とさせてんですかあっこれは方治が先走っただけですかねそれにしたって無駄な行動ですよ意味分かりません先述した囮にしたって街中を単独で行動させるからこその囮でしょうが何まとめて剣心にぶつけてるんですかどうしようもないですよあっこれも方治の作戦なんですかねじゃあ志々雄さんの責任じゃないですねというか全部志々雄さんが計画したんだとしたらザルすぎてキレるレベルですよ頭いい設定生かしてください頼みます!

焼かれて生きてた描写はなかなかホラーでよかったです。

次いで左之。

戦闘要員ではなくギャグ要員だということは理解しました。今回ギャグ要素殆どなしだったのに左之で笑った。せっかく斬馬刀持ってったのに敵にぶつけて落っことすとか何してるんだこいつwww川を棒高跳びの要領で渡ろうとしてましたが安定の失敗で和みましたありがとう。京都までの道すがらで二重の極みを会得するはずなのにそういう描写もなく、東京からいきなり京都に現れちゃったのでもうなんか今後戦闘で活躍する気がまったくしないです。いいですそれでも。あと軽くホモ要員でもありましたね一瞬左剣かと思いましたありがとう。

そして蒼紫。

この時点でまだ剣心と会ってません。翁とのバトルと左之ボコり要員。台詞といえば「抜刀斎はどこだ」の印象しかありません。しかもお庭番衆御頭なのにほぼ通り魔的な犯行。恵さんとも会ってない設定だけど左之ボコってるのを止めに来た恵さんに「抜刀斎はどこだ」って訊いておきながら「通りすがりの医者よ、何も知らない」って言われてすんなり離してるあたりでちょwww諜報能力wwwと思いました。なんなんですか笑わせにきてるんですか。あとぼろっちい外套脱いだらノースリーブってのも軽くやられました。あっ腕の筋肉はよかったです。もしやそのためのノースリーブですかなるほど。

お庭番衆4人を端折ったためか明治政府に仲間を虐殺されたために最強を求める修羅って設定になってましたね。赤報隊と混ざってないか。

ところで師匠、ラストで海に落ちて海岸に流された剣心をかついでるシーンで終わってるので一言も喋りませんでしたね。スタッフロールでも謎の男って書かれてましたしね。次回に期待。

斎藤は…うん、もうなんかそのままでいいや。特に剣心と敵対することもなく、皮肉屋な部分もなく、普通に協力要請してるあたりであっこれ別人だと理解しました。

前回にも思ったことなんですが、アクションいいですね。たまにワイヤーアクションでちょっと微妙な部分がある以外は画面を所狭しと動き回ってくれるので楽しいです。操ちゃんのアクションもシャキシャキしてて見てて気持ちいい。翁と蒼紫のバトルも見ごたえありました。回転剣舞披露してました。6連かどうかは不明。翁が終始真面目だったのがちょっとなんか、あれ尺足りないんだろうなって。お茶目要素皆無。

それにしても前後編でも足りないだろうと思ってたらやはり足りませんでしたね、あちこちめっちゃ端折ってるのにそれでもまだ煉獄大破してないですし。というか大破させるんですかねアレ?剣心単独で乗り込んでいって突き落とされた薫ちゃんを追って海に飛び込んで終了なので、いや待て待て優先順位!ってなりましたけど仕方ない、だって剣心だもの。ちょろりと出てきた十本刀は全体的にクオリティ高いです。しかし鎌足さんがかわいくないのが気になる。由美さんほぼ出てるだけ。張は頑張った。

大久保卿暗殺→操ちゃんとの邂逅→新月村で雑魚との戦闘・志々雄さんと初顔合わせ・宗次郎との戦闘で逆刃刀折れる→葵屋でお庭番衆と会う・赤空の墓参り・青空一家と会う→逆刃刀真打を巡って張とバトル→逮捕された張から京都大火の情報→大火阻止のバトル→薫ちゃん宗次郎に浚われる・剣心単独で追いかける→煉獄上でバトルと思いきや薫ちゃんを追って海へ→海岸で師匠に助けられる…と、ここまでが今回の流れ。尖角は削られました。

大まかな流れは原作に沿ってはいるものの、やはり別物なのでそこ突っ込むとキリがありません。今作も割り切れば楽しめます。宗次郎がもっと天真爛漫な笑顔だと嬉しかった。

ところどころで人誅編と設定を混ぜてるようなカンジがありますが、13日から公開の後編も気になるので観に行くと思います。

それにしても破軍・不二と師匠のバトルはどうするつもりなんですかね?