マニアック横丁

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なんと業の深いことか

※今回はいつもより更に腐っていると思われます、ご注意ください。

 

原作、というかコミックスも途中までしか読んでない黒バスをアニメで観ました。

まだ三期終わってないので、とりあえずキリのいい帝光中時代まで走破。

バスケのシーンかっこよかったり作画キレイだったりエンドカードやED差し替えでストーリーになってたりいろいろと充実してたのはいいんですが結局腐るというね。仕方ない。

 

えっと私は火黒派ですが、私の好みが地雷だとしたらそっと見ない振りをしていただければと思います。

ちなみに黒子さんが乙女っぽくなってるようなのは割とアウトです。

 

なんというか、観てるうちに「公式最大手」の単語が頭から離れなくなりまして。どうしたことだ。

 

だってずるいでしょうが「黒子っちください」をフルボイスでやられるとあんなに破壊力増すんですか!セリフ自体は抑え気味だというのに!火黒なのに黄瀬くんのポジションがおいしすぎるんですよなんなんだ!

ただでさえ原作でも笑ったシーンだというのにアニメで更にやられましたよちくしょう!

あと誠凛バスケ部がステーキハウスから出てくるのをガードレールに座って待ってるところとか、一緒にストバスやった後にめっちゃいい笑顔をふりまいたところとか、灰崎くんにボコボコにされてうなだれてるシーンで黒子さんの「信じてますから…!黄瀬くん!」で一気にテンション上がるところとか、「嫌いでした、いい意味で」「ライバルだと思ってます」の流れで本気モードになるところとか、いわずと知れた4話エンドカードとか、ちょっと待っておかしいいろいろおかしい。

あと赤司様が出てきても割と笑います。どうしたらいいのあの人。

オヤコロがオヤユルになったりするのは別に構いませんが、CV:神谷浩史で瞳孔ガン開き系キャラだとどうにもによによしてる自分がいます。

こちらは財閥のお坊ちゃんですけども。

昔のチームメイト呼び出しておいて突然前髪切り始めたり火神くんに鋏で攻撃してみたり奇行にも程がある。多重人格障害だからって許されるものじゃないでしょうに。まあ赤司様ですから。

あとはやはり「頭が高いぞ」ですよねもうなんなのどこまで腹筋鍛えればいいの。

緑間くんて苦労性だなと思いました。

だってこんな赤司様に付き合って…大変ですよね。

本人の奇行なんかせいぜいおは朝占いのラッキーアイテムを持ち歩くことと似合わないサングラスで変装した気になってることと語尾くらいなのに。チャリアカーは高尾くんと緑間くんのどちらの奇行にカウントすればいいんですかね。じゃんけんで負けるの分かってて断らない高尾くんかなと思うんですが。何も気にせず乗ってられるのも相当ですかね、やはり。

ツンデレは奇行とみなしません。

紫原くんのマイペースっぷりもそこまでひどいとは思わないんですよ。

特別がんばらなくてもできることがあって、それで褒められてうれしいから続けてるだけって心情的には理解できないわけじゃないですし。

むしろ結果がついてくるなら真剣にやらなくてもいいじゃん疲れるしーって普通ですよね。

高校生で2メートルってすげえな、くらいじゃないですか?だいたいあの体格で熱血キャラだったら周りがいい迷惑ですよ、でかくてウザイってどんな化け物ですか。モミアゴリラとツートップですよ陽泉かわいそう。

元相棒の青峰くんはよくよく考えれば結構普通の男子高校生ですよね。グラビアが好きだったり、スポーツ特待だから学力振るわなかったり、誰にも負けないから天狗になっちゃったり。

中学で大人にすら窘められなくなって本当にどうすればいいか持って行き場がなくなったんだろうなーと分かりやすくグレてくれてるのである意味まっすぐです。

セミとザリガニが好きなんてのは些細な枝葉ですよ、むしろ純粋な子供の心を忘れない、それだけに繊細な部分も持ってるといういいエピソードですよ。高校生というか小中学生で情緒がストップしてると思えば問題ありません。イメージは小学五年生くらい。

さてここで火神くんを見てみます。

なんなんだどれだけ完璧なんだこいつ…!

炊事洗濯掃除と、家事全般オールマイティー。バスケ部で朝も放課後も練習しつつ家の中のことをきちんとこなして、授業中寝てはいるけど毎日学校に通って、黒子さんに何かあったらフォローして、頭に血は上りやすいけど宥められたら納得して受け入れる。

できすぎじゃないかなんだこの高校生!勉強できないくらいなんだというのか!あの図体で犬が苦手とかかわいさアピールか!なのに散歩には連れて行くとか!

あとナチュラルに黒子さんと並んでるカットが多すぎて笑いました。本当に面白いくらい隣にいる。

二期OPで黒子さんに飛びつくシーンも笑った。どうしてあれ誠凛三人しか出てこなかったんですかね。周囲を気にせず飛びつきに行った火神くんを止めようとして日向主将が追いかけてきたようにしか見えなくて困りました。そして飛ばせないOPになるわけですよ。いや曲好きだからいいんですけど。

あと火神くんのゾーンに入る条件が黒子さんメインすぎてどうしたらいいですか。「イヤなんだよ、泣いてる仲間を見るのは」で出てくるの黒子さんじゃないですか。つまり泣いてる黒子さんを見たくないんですね把握。

黒子さんについては中学時代からもう丁寧語+無表情がデフォなので、むしろそこに至る経緯が非常に気になります。小さい頃から影が薄いとか存在感がないからってことでそういう成長しますかね?もっと抗うんじゃないですかね?それとも散々抗ってどうしようもなくて中学で既に達観してるということなんですか。

なんというか、三軍コーチから退部勧告されたときの感情を殺そうとしてるシーンがすごく諦めてるなあ、と思いまして。

きっと彼は無駄な努力を知ってる人なんでしょうね。だからこそ他人から指摘されると腹が立つ、というか。

バスケだけでなく性質からもそんな生き方だったところへ「諦めたら全部終わる」と青峰くんに救われて、なのにその青峰くん救えなくて無力感に苛まれてとどめに突き放されてそれでも頑張ろうと切り替えたところで火神くんと出会って一縷の望みが繋がって、一緒に過ごすうちにまた信頼できるようになって。

そんなの火黒ですよ運命の影と真の光ですよしかたないじゃないですか…!

火黒しあわせになれ!

 

アニメのバスケシーンはとても動きがよくてかっこいいと思います。

やはり少年漫画のスポーツものの醍醐味ってこういうところだろうなと。

なんというかこう、実際に部活なんかでプレイしてる人だと「ねえよwww」で終わりそうなところを、素人もしくはプロが見たら「もしかして実現可能なんじゃないか」と思えるもしくは騙せるギリギリの線で説明するのが肝なんじゃないですかね。

以前キャプテン翼の技をJリーガーが再現するっていう動画を見たんですが、プロが楽しそうに「これできるよ」「あっいける」とキャッキャしてたんですよね。

もちろん全部ではないし、ごく限られた一部の技ではあったんですが、どう考えても無理な技と頑張ればできる技があるなら、後者の方が競技人口の増加には貢献しそうな気がします。

べ、別にいっつも掛け算しか考えてないわけじゃないんだからね!

 

三期も残り僅かです。