マニアック横丁

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キャラもストーリーも重要だと思う

今期アニメ、一応一通りは観たと思います。

ところで自己中女が出てくる作品が多めな気がするのは、そういう需要があるということなんですかね?

正直、少しも可愛いと思えない上にイラっとするので視聴に忍耐力を要します。耐えられなくて一話切りもなくはない。

空戦魔導士はいつか魔法科高校やワルブレみたいに突き抜けてくれるんじゃないだろうかと期待してるんですが…どうなんですかね。

ここに書いてる以外にも継続して観てる作品は割とありますが、キャラ萌えオンリーだと萎えることが判明。しかし日常系は否定しない。のんのんびよりはれんちょん派。にゃんぱすー。次点は兄貴。

 

うしおととら、三話結構大事な変更点が多い。

潮が鬼を素手でぶん殴るシーン、間崎さんを殴り返すシーン、礼子と間崎さんを屋敷から落ちる前にガラスの破片で手を切りながら窓枠掴むシーンが消えてるんですが個人的には潮の性格を表す重要なカットだと思ってたので残念。

麻子のやきもち顔がなくなったのも残念。あの麻子可愛いのに。麻子のお父さんがカットされたのも残念。あの掛け合い好きなのに。

元が長い話なので、ちょっとしたところで改変があるのは仕方ないとは思うんですよ。けど鬼はぶん殴らないとダメでしょう、潮だもの。これじゃ単にとらに助けられてるだけに見えてしまう。

そうじゃないんだ、彼らは対等なんだ。食うか食われるかの関係だけどパワーバランスは釣り合ってるんだ。それだけにどうして削ったのか本当に残念。

出来がいいからこそ、ここをもっと…!って欲張ってる自覚はあります。

次回はとら×真由子回。この二人は可愛くて好きなのでどこも削ってほしくないんですけど、多分削られますよね…ハンバーガーはぜひお願いします。

気持ちが逸ってついコミックス読み返したんですが、最終回に向けての収束がすごくてね…!

うしおととら (1) (少年サンデーコミックス)

うしおととら (1) (少年サンデーコミックス)

 

 1990年ですもんねえ…。

 

 乱歩奇譚はどうしたらいいのか。

そもそも乱歩作品自体が推理部分についてはトンデモ展開多いので、猟奇なところや壊れた人間の心理描写を押し出して独特の世界観を表現したのはある意味正解なんですよ。

人間椅子回はどうやって人間を解体しただの椅子を作る手順だのは基本スルーの方向で。そういうところを突っ込み始めるとキリがない。いや、アニメに、ではなく乱歩に。

あと、小林少年の周囲がホモだなんだといわれるのは別にいいです。というかそれで合ってます。直接的な表現がないまでも匂わす描写があるのは正しいんですよ、乱歩なんだから。腐女子に媚びてるとかじゃないんです。元々少年愛的なものはたまに出してくるんです。今でいうオネショタも男の娘もぶっこんでくる作家なんです。大人の集団に一人美少年混ぜてマスコット扱いなんてことも平気でするんです。

だいたい小林少年、捜査のためとはいえたまに女装しますから。美少年設定は公式。

だがしかし。二十面相と黒蜥蜴についてはひどい改悪を見た。

まず怪人二十面相。彼は盗賊だし血が嫌いなので殺人をしないはずがルナティックみたいにされててえらい萎えた。おいふざけるな殺人モノがやりたきゃ他にいくらでもテーマあっただろうがどうして二十面相持ってきたんだ必要性皆無じゃねえか。

あっルナ先生は好きです。自分の正義を貫く姿勢は支持します。そうじゃなくて美術品を集めるために盗賊やってる二十面相をわざわざそんなキャラに仕立てたのがどういうことなのかと。変装も仮面ひとつだし本当に意味がない。

そして黒蜥蜴。なんで新宿プリズンにおとなしく捕まってるんですか。明智くんとの対決で負けたら服毒自殺するような人なのに。ずっと敵として相対しながら今際の際に盛大なデレかます正しいツンデレなのに。確かに作中で貴金属身に着けて仲間の前でストリップやらかすシーンはあったけどどちらかというとアメノウズメ的なイメージだったのになんで露出狂のSMマニアみたいになってんですかアレじゃただの変態でしょうがうれションかましてんじゃねえよ。

乱歩スタッフは何がしたいのか。二次創作や現代アレンジを目指すならそれでいいです。が、名前を冠しただけの別モノにしたら原作レイプといわれても文句言えないでしょう。しかもこの二つは今まで散々メディア化されてきたものなのに。

いっそ羽柴×小林だけ楽しみにすりゃいいんですかね。これで小林少年が実は女子だったら絶望する。あの体のラインがどうにも女子っぽくて不安しかない。

 黒蜥蜴をあんな痴女に貶めた罪は重い。

 

アクエリオンは回を重ねるごとに安定感が増していく気がします。正しいネタ枠。

前回は幼女との合体、今回は三機合体。

幼女に気持ちいい言わせましたねさすが。子役タレントとステージママの関係が妙にリアルで笑いました。自分がアイドルになれなかった夢を子供に託して行き過ぎる母親と、母親の期待に応えるべく常に営業スマイルで仕事をこなす娘。やりおった。

幼女はこれから素直になっていくんですね。救世主は子供に好かれると思うんですよ、子供扱いしないから。変人だけど。

今回は恋の文字化けでしたがいろいろすごかった。

舞亜と心音で悪からの悪エリオンて。公式でやるのかコレ。そして堂々の二股宣言。

心音「陽くんと合体したい!」

陽「三人一緒で何が悪い!」

おい救世主。

七夕回だったのに彦星、織姫と花子って。誰だよ花子。ドヤる彦星もどうなの。

あとコクピットの中で心音も舞亜もバランス崩したシーンで心音を支えた陽に対して舞亜が文句言ったら「頑丈そうだったから」で吹いた。確かに。

日常モードより戦闘モードでギャグセンスを発揮してくれるのはやはりアクエリオン。絵柄が苦手でも毎回ぶっ込んでくるのでどうしても外せない。

 

ところで下ネタが7月21日に新聞広告を打ったという話を聞いて。これは評価したい。